元SMAPの香取慎吾さんがパラリンピックの陸上競技選手のご夫婦を取材している記事を読みました。
「考えること多すぎ…」 香取慎吾さん、パラ陸上に挑戦:朝日新聞デジタル https://t.co/5SQV8feJcD#香取慎吾 @ktrsngofficial @chiakingt #高田裕士 #高田千明 #パラリンピック #デフリンピック #オリンピック #慎吾ママ #ShingoKatori
— 髙田 裕士 (Yuji Takada) (@yjtakada) 2018年8月24日
奥さんは視覚障害者で、旦那さんは聴覚障害者のご夫婦です。
共に世界レベルの選手で、奥さんは2年後の東京パラリンピックでメダルを狙っているそうです。
気になったのは旦那さんの方ですね。
パラの1年後、2021年『デフリンピック』でのメダルを狙っているそうです。
障害者スポーツ選手がみんなパラリンピックに出場するわけではないんですね~
聴覚障害者の国際スポーツ大会が『デフリンピック』らしいです。
パラリンピックは知名度が上っている感じがしますが、デフリンピックはあまり聞いたことがない(^^;)
競技種目は?パラリンピックとの違いは何?
開催はいつ・どこ?など、ちょっと調べてみました~^^
デフリンピックとは?
競技種目は何がある?
まず競技種目を調べてみると・・・やっぱり夏季と冬季があるんですね!
夏季大会の競技種目は全20競技があります。
陸上・バスケットボール・バレーボール・サッカー
柔道・ビーチバレーボール・バドミントン、ゴルフ
卓球・水泳・水球・テニス・空手
自転車・ボウリング・テコンドー・射撃
レスリング(フリースタイル・グレコローマン)
マウンテンバイク・オリエンテーリング
冬季大会は全5競技ですね。
アルペンスキー・クロスカントリースキー・スノーボード
カーリング・アイスホッケー
パラリンピックとの違いは?
デフ(Deaf)とは英語で耳が聞こえない人という意味だそうです。
夏季大会は1924年フランスで、冬季大会は1949年にオーストリアでそれぞれ第1回大会が開催されました。
かなり古い歴史があるんですね~
補聴器などをつけていない裸耳の状態で、聴覚の損失が55デシベルの人が出場可能とのことです。
日常会話の大きさを聞き間違えたり、聞き取りにくいレベルですね。
もちろん競技団体の選考会で出場条件(記録・順位)を満たさないとダメですよ^^
パラリンピックにはデフ種目がないので、聴覚障害者の選手はデフリンピックに出場します。
組織的に国際ろう者スポーツ委員会が独自に発展して、デフリンピックを運営してきました。
他の身体障害者と比べてとデフ選手の身体的能力の障害が低いことも大会が分かれている理由のようですね。
開催はいつ?どこ?
開催はオリンピックと同じで、4年に一度、2年毎に夏季と冬季大会が開かれます。
次回冬季大会は、2019年イタリア・トリノで開催されます。
2021年の夏季大会はまだ開催国が未定なんですね。
日本で開催する取組みもしているようですよ。
まとめ
声が聞こえないとなると、バレーなどのチームプレーではまた違った難しさがでてきますよね。
音の合図が分からないなどで視覚的に支援が必要になりますが、個人競技では健常者とのレベルの違いがそれほどない競技もあるのかな~
ゴルフとかボウリングとかどうだろう?
パラリンピックの認知度はかなり高まっていますが、デフリンピックはほとんどの人が知らないのではないでしょうか?
その状況が、そのまま選手の金銭的な負担の差になっているようですね。
国からの補助は変わらないそうですが、知名度の差は企業などからの寄付金の差になります。
確かにパラ選手は企業CMもでてたりしますもんね。
ある意味、健常者との違いが分かりやすいし、聴覚障害の場合はちょっと分かりにくい(^^;)
組織にしても、選手にしても最近ちょっとよくない話題も多いアマチュアスポ―ツですが、パラとデフも含めて環境がよくなっていくといいですね~^^